水産食育教室が開催されました
令和3年7月1日(木)、一般社団法人香川県水産振興協会および香川県水産課共催で「水産食育教室」が開催されました。
「水産食育教室」は、香川の水産業の取り組みを紹介するとともに、魚のさばき方や料理の体験を通じて魚への興味を深め、地産地消の取り組みや家庭での県産水産物の利用促進を目的としています。今回はさぬき蛸、讃岐さーもん、メイタガレイを食材に、栄養士をめざす食物栄養専攻の1年生49名とSA(スチューデント・アシスタント)として2年生5名が参加しました。
今年は2班に分かれ、講話と実演見学、調理実習を交互に体験しました。
講話は香川県水産課 岡田侑樹先生に「香川の水産物について」お話をいただきました。その後、「おにぎらず・巻きずし」の実演を見学した後、代表の学生が作成を体験しました。
調理実習では、海鮮料理店店主 友澤敏雄先生の指導で「蛸のゆで方と料理2品」の実演後、実習を行いました。先生の見事なさばき方をお手本に、学生も一人一匹ずつメイタガレイをさばきました。
調理実習内容は以下の通りです。
・さぬき蛸めし(先生が作成)
・さぬき蛸と讃岐サーモンのサラダ
・メイタガレイのムニエル
作った料理はどれもおいしく、学生も自分がさばいた魚で作った料理を楽しそうに食べていました。
試食後の意見交換会では「魚をさばくのは難しいと思っていたが、楽しかった。他の種類にも挑戦してみたい」、「もっと地元の食材に関して学んでいきたい」などの声が聞こえました。とても貴重な経験になったようです。