第10 回英国ノーサンブリア大学アート英語研修オンライン開催
2003年に始まり今回で10回目を迎える、デザイン・アートコースの海外研修「英国ノーサンブリア大学アート英語研修」が8月31日から9月6日まで、イギリスのニューカッスルと宇多津をオンラインで繋ぎ開催されました。
参加した8名(1年:明石凛、宇高有享、圖子桃果、東山巧弥、光家朋花、2年:亀井萌花、島ひなの、島田雛妃)の学生は、短大の授業では取り組んだことのないような技法や考え方を学んだり、イギリスの学生による作品についてのプレゼンテーションを試聴し意見交換したりするなど、それぞれが自宅で制作するという制限がある中でも今後の制作に生かされるような貴重な経験をしました。失敗を恐れず自ら挑戦すること、そして自分の意見を伝えようとする強い気持ちを身に付けたことも、参加学生全員にとって今後への大きな収穫となったことでしょう。
世界的なコロナ禍の中、イギリスのニューカッスルを直接訪れて授業を受けるのと全く同じ経験とはなりませんでしたが、世界中の人々が経験しているこの大変な時期にもかかわらず、ノーサンブリア大学・香川短期大学双方の努力により形を変えて実現しました。今回の研修がオンラインで開催されたことは、この研修の今後の発展において新しい可能性を与えてくれたと確信しています。2年後にはまた、イギリスに訪問して研修が受けられるような世界状況になっていることを願っています。