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2019中国江南大学文化・学術研修(5)【食物栄養専攻】

[研修6日目]

小雨が降り肌寒い一日でした。昨年の参加者も、前回の経験を踏まえ薄着の準備のみで体調を崩さないか心配です。

朝、上海博物館に中国4000年の歴史や文化財、水墨画を見学にいきました。言葉が分からないものの、出土した石仏像や陶磁器について時代を追うごとに高技術、華美になっていることを感じます。

その後、上海動物園に移動しパンダを中心に楽しみました。動物の可愛さにたくさんの写真を撮っていました。日中友好の象徴でもあるパンダは中国でも四川省が飼育管理に力を入れています。

たくさん歩いたところで昼食は飲茶(ヤムチャ)料理。お茶を飲みながら小龍包を食べるようなスタイルで、数日の中華料理の中でも食べやすいと口々に話していました。

その後、琦泰・茶文化展示館に行き中国茶の特徴を聞いたり実際に入れた茶を味わったりしました。烏龍茶は日本では茶色であるが、中国では黄金色が一般的とのことで、烏龍茶や、健康・漢方に基づいた保健茶、香り高い『花茶』等をお土産で買い求めました。

昼過ぎから夕方にかけ、田子坊という街を散策しました。学生たちは楽しみにしていたようで集合時間を確認したのち、すぐに街の中に向かいました。田子坊は雑貨・グルメ・市場のような店が所狭しと立ち並ぶエリアで、景観を楽しんだり買い物を楽しんだりしたようです。どの学生も自分で品定めをし、スムーズに決済ができるようになってきました。

夕食は上海外灘で100万ドルの夜景を見ながら、最後となる食事を楽しみました。四川料理、上海料理と様々並びましたが、これまで口にしたものと比較しながら完食です。

その後、夜景を見て感動です。上海経済を表す最先端のネオンと川を挟んで、英国疎開地時代を表すロンドンの街並みを感じさせる360度の絶景でした。キラキラした時間が名残惜しいようでしたがホテルに帰り各々荷物整理を夜遅くまでしていたようです。

[研修7日目]

今日は帰国日です。
遅めの朝食をとり、荷物の最終確認をして、集合場所に集まった後、ガイドの諸さんへ参加者全員からの寄せ書きをプレゼントしました。諸さんと記念写真を撮り、空港へ。

空港に着いてすぐにチェックインして荷物を預けました。重量制限が厳しいため重量オーバーしていないかどうか、ドキドキしながら待ちましたが、無事に預け入れることができました。
その後すぐに出国審査・保安検査場へ。ここで諸さんとはお別れです。7日間大変お世話になった諸さんに、名残を惜しみながらも再会を誓って別れを告げました。
出国審査・保安検査場を通過した後は、出発ロビーを確認し、集合時間までの間、昼食をとったり、最後の買い物をしたりと自由に過ごしました。
高松空港へは約2時間のフライトです。

高松へ着いてからは、入国審査・税関通過がとてもスムーズに進み、あっという間に到着ロビーへ。久しぶりの日本を実感しながら、それぞれ家路へと急ぎました。

翌日からは、後期の授業がはじまります。ゆっくり休む間もなく慌ただしく新学期を迎えますが、今回の研修で得たたくさんの出逢い、経験をこれからの学生生活に生かしていってくれることを期待しています。