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水産食育教室が開催されました

11月24日(木)、一般社団法人香川県水産振興協会、香川県水産課および本学共催で令和4年度水産物県内消費拡大事業による「水産食育教室」を開催しました。

 

この「水産食育教室」は、香川県の水産業の取り組みを紹介するとともに、魚のさばき方や料理体験を通じて魚への興味を深め、地産地消や家庭での県産水産物の利用促進を目的としています。今回は、食物栄養専攻の1年生61名と教職員3名が参加のもと、オリーブハマチ、オリーブぶり、讃岐さーもんなどの県産ブランド魚を使った実習を行いました。

最初に、香川県水産課・岡田侑樹氏による「香川の水産物について」の講話を受け、続いて、調理実習を行いました。まず、海鮮料理店店主・友澤敏雄氏の指導のもとハマチのさばき方を教わりました。学生たちは大きなぶりやハマチを興味深く観察し、友澤氏の見事な包丁さばきをお手本に真剣な表情で魚をさばいていました。体験した学生が、友澤氏より「包丁の持ち方や、手つきが良いですね。」とお褒めの言葉をいただく一面もありま

した。さらに、さばいた魚と県産のりを使って3メートルのジャンボ巻きずし、友澤氏の実演を交えながらオリーブぶりのにんにくステーキ、讃岐さーもんとオリーブハマチのサラダ、オリーブハマチの握り、オリーブハマチのあらの赤出汁の実習が行われ、「県産ブランド魚を使った献立」が完成しました。

最後に、意見交換会が行われ、学生たちは「オリーブハマチを自分たちでさばいたり、調理をすることで、魚料理への関心が高まった」、「オリーブぶりのステーキは家庭でも作りたい」、「ぜひ、家族にも食べてもらいたい」、「講話を受けて香川県の漁業や養殖業の歴史を学ぶことができ、勉強になった」と感想を述べました。

食を通して地域社会に貢献する栄養士を志す食物栄養専攻の学生たちにとって、「水産食育教室」は有意義で貴重な体験となりました。

友澤氏によるオリーブハマチのさばき方の直接指導
背骨をうまくおろし、腕がいいと褒められました
オリーブぶりを焼いています
県産ブランド魚を使った献立