調理実習でクリスマスケーキを実習しました
生活文化学科食物栄養専攻では、12/7(水)と12/8(木)にクリスマス料理の調理実習を行いました。クリスマスケーキの要点は、スポンジケーキの作り方とケーキの飾りつけです。学生一人につき一台のケーキを丸ごと完成させました。
まずは、土台となるスポンジケーキ作りです。スポンジケーキは卵、小麦粉、牛乳を主材料とし、卵の起泡性、気泡の安定性を利用して焼いたものです。製菓は特に計量や工程の正確さが重要であることを教わりながら、慎重に作業を進めていきました。
次に、いよいよ各自ケーキの飾りつけです。ホイップした生クリームをたっぷりと使い、いちごや黄桃、県産品の小原紅みかんを用いてケーキの表面をデコレーションしました。この日の実習に向けてキウイフルーツなど好みの果物や菓子、サンタクロースやトナカイのマジパンを準備してきた学生もいました。以前の授業で習ったフルーツの飾り切りを応用したり、生クリームの純白色を生かして雪やレースに見立てたり、果物や菓子のカラフルな色使いで賑やかなクリスマスを演出したりと、自由なデコレーションを楽しんでいました。こうして、華やかなものから素朴なものまで、学生一人一人の個性が光るクリスマスケーキが完成しました。
今回は、クリスマス料理を教材として各国の食文化や季節の料理を学ぶとともに、ケーキのデコレーションを通して創作の楽しみを実感することができたようです。できあがったケーキは家に持ち帰り、家族からも喜ばれたとのことです。
この体験を活かして、栄養面だけでなく心理面でも充実した食事を人に提供できる栄養士をめざしてほしいと思います。