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生活文化学科は両専攻合同の「食育講演会」を開催しました

2月21日(月)「株式会社ふくなお」の管理栄養士の恵谷仁美氏、池田直子氏を講師に食物栄養専攻と生活介護福祉専攻1、2年生を対象に、「食べる人の食形態と介護食の今」と題した、食育講演会を開催しました。
今年の講演会では、新型コロナ感染症対策として、講師の方は大阪からリモートでの講演で学生たちはそれぞれの教室で聴講しました。

これまでに食物栄養専攻では、学生の栄養士としての見聞を広げ、知識の充実を図ることを目的に様々な現場で働く方からの話を聞く機会を設けています。今年の内容は介護食の内容のため、生活介護福祉専攻と合同で実施しました。

最初に、介護食が必要とされている理由やどのような基準に基づいて商品を作っているかなどについて、説明がありました。次に、用意したお菓子や飲み物を使って、食べる人を考えながら舌を動かさずに食べたり、唇をつけずに飲み物を飲み込んでみるなどの体験をしました。
講演会に際し(株)ふくなお様から、介護食おせち『やわらかおせち重 まろやか』が提供され、重箱の中身を見た学生からは、「介護食と思えないほど美味しそう!」などと、驚きの声が上がっていました。
参加した学生からは、「やわらか食と聞くと少し抵抗がありましたが、今日頂いたおせちは私たちが普段食べているものと見た目が変わらず、刻み食やミキサー食に比べて美味しそうで、食欲が湧く工夫がされているなと感じました。」といった感想がありました。
また、食物栄養専攻1年生の大西優歩さんは、「食べる人の摂食嚥下機能に合わせて、食形態を対応させていくことだけでなく、美味しいと喜びを感じてもらえるような食事作りができる栄養士になりたい」と決意を新たにしました。

今後も実際に栄養士としてご活躍の方達をお招きし、将来栄養士として活躍する人材を育てていきたいと思います。

*「やわらかおせち重 まろやか」お品書き*
①黒豆のムース、きんとん
②白身魚とほうれん草のムース 西京味噌あん、花形人参の煮物
③梅ようかん
④椎茸しんじょうの煮物、鶏のやわらか三色巻
⑤伊達巻、紅白かまぼこ
⑥なます ゆず風味、昆布巻