2018中国江南大学文化・学術研修便り(4)
7日間の研修を終え、元気に帰国しました
9月18日から中国・無錫の江南大学国際教育学院などを訪れていた本学生活文化学科食物栄養専攻と子ども学科の学生ら33人が24日、研修を終えて元気に帰国しました。同世代の学生たちとの交流や中国文化の見学・体験を通じ、学生たちは良い刺激を受けたようです。
【9月23日】
今年の中国研修も大詰めとなってきました。今日は一日、上海観光を行いましたが、ちょうど中国も日本と同様3連休の中日でしたので、観光客が多く、どこに行ってもすごい人でした。
朝、ホテルを出てすぐに向かったのは皆が楽しみにしているパンダのいる上海動物園です。
上海動物園には、600種類以上もの動物たちが飼育されており、たくさんの動物たちに出会うことができました。
次に向かったのは豫園商城という、日本でいうところの浅草のように買い物客でにぎわっている観光スポットです。私たちはここの中にある「緑波廊酒楼」という老舗の飲茶専門店で昼食をとりました。このお店は1970年代開店以来、エリザベス英国女王、クリントン大統領、村山首相など、各国の国賓が利用したそうで、私たちが通された2階の廊下には写真なども飾られていました。
そのあとは、すぐ近くにあるお茶専門店へ行き、そこでお茶の入れ方を教えてもらい、試飲をさせてもらいました。
その後、上海での人気スポットである田子坊というところへ行きました。ここは路地裏のような狭い道幅にショップや飲食店がひしめきあっており、学生たちはお土産を選んだり、好きなスイーツなどを食べたりして楽しみました。1時間と少しの自由散策となり、昨年の時より滞在時間を長くしてもらったのですが、ものすごい人でごった返しており、まだまだ時間が足りなかったようです。
夕食は上海では新しい浦東地区にある正大広場のビルにある上海料理のレストランです。黄浦江側にあるため、窓の外には黄浦江と外灘が見え、夜景がとても素敵なところでした。中国の料理にはずいぶん慣れてきて、中国最後の豪華な食事は残すことなくおいしくいただきました。
ホテルまでの帰りは、「歩き」とガイドの諸さんから聞いていた学生たちは、これ以上歩けないと心配していましたが、「外灘観光トンネル」という黄浦江の下を素敵なプロジェクションマッピングが投影されているトンネル内をSKシステム(自動無人運転制御システム)の車両で帰ることができ、とても喜んでいました。
また上海の外灘では、対岸の近未来のような夜景とイギリス統治下の西洋建築が並ぶ素敵な夜景の両方が一度に楽しめる場所で皆、写真や動画の撮影に余念がありませんでした。
【9月24日】
さて、この研修旅行もとうとう最終日となりました。初めは心細そうにしていた学生たちも中国での生活にも慣れてきたようで、もう2・3日滞在しても・・・と言っている学生も。
今日は飛行機が午後の便のため朝食をおそめにとり、ホテルをゆっくりとチェックアウトすることができました。バスに乗り込む前に、1週間この研修で大変お世話になったガイドの諸さんに学生たちから色紙をプレゼントしました。諸さんは毎年この研修でプレゼントした色紙を大切にし、宝物にしてくださっているとのことで、今日も大変喜んでいただきました。
そして無事夕方18時に高松空港へ到着しました。