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産官学連携事業「地元農産物を活用した食品レシピの開発」における「優秀レシピ選考会」

香川短期大学(以下本学)では、令和3年度より、丸亀市、丸亀商工会議所、香川県農業協同組合丸亀統括店との産官学連携事業として食品ロス削減と地元食材のアピールを両立させ、持続可能な地域社会の一助となることを目指した「地元農産物を活用した食品レシピの開発」を行なってきました。本学食物栄養専攻「調理&商品開発ゼミ」においては、形や大きさが規格外で市場に流通できない農産物を用いて家庭で楽しめる「かんたんでおいしい」食品レシピの開発に取り組み、令和3年度はキウイ漬け、野菜のふりかけ等、令和4年度はかぼちゃジャム、野菜の皮のきんぴら等14品のレシピを紹介しました。

令和5年度においては、去る11月23日(木)に「調理&商品開発ゼミ」所属の学生18名から選ばれた8名が考案した献立を実際に調理し、その中から優秀なレシピを選ぶ「優秀レシピ選考会」を開催しました。審査員10名による審査の結果、最優秀賞は三井翔和さんの「みかんの皮のかき揚げ」、優秀賞に西田結香さんの「ブロッコリーの茎塩昆布ナムル」、佳作に都築莉乃さんの「丸ごとかぼちゃのチーズケーキ」、遠藤稚奈さんの「さつまいもの皮大学芋」が選ばれました。

これらのレシピは 丸亀商工会議所HP に紹介されています。

この事業に参加した学生からは「工夫をすることで食品ロスを減らす方法が学べた」、「食べ物に対して感謝の気持ちがわいてきた」、「食材のことについても興味を持つようになった」等の感想が寄せられました。

今後の課題としては、このような事業に参加することにより、まずは、日本や世界における食品ロスの現状や、地球環境へ与える食品ロスの影響などについての理解を深めることが重要だと考えます。さらに、このレシピ開発において食品ロス削減へ向けて取り組んだ内容を、これまで食品ロスについて知らなかった人や興味のなかった人たちへも情報を届けることで、食品ロス問題の解決へ一歩ずつ近づけることを目標にしたい思います。