生活文化学科生活介護福祉専攻課程における令和4(2022)年度以降の学生募集停止のお知らせ
生活文化学科生活介護福祉専攻課程における令和4(2022)年度以降の学生募集停止のお知らせ
令和3年4月1日
香川短期大学
学長 加野 芳正
平素は本学の教育研究活動に格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
平成10(1998)年、香川看護福祉専門学校に開設された介護福祉学科は、平成13(2001)年に香川短期大学に移設され、生活文化学科生活介護福祉専攻課程としてスタートしました。
本課程は少子高齢化の進む地域社会のニーズに応えるべく、介護や福祉の知識・技術に精通し、やさしさと豊かな人間性を身につけた介護福祉士の養成に努めてまいりました。卒業生の多くは、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、医療施設、障害者支援施設、またデイサービス、グループホーム、社会福祉協議会、福祉用具レンタル業務など幅広い分野で活躍しています。しかし、ここ数年の本課程入学者数に目を向けますと入学定員の半数に満たない状況が続いております。本学といたしましても入学定員の確保に向けてたゆまぬ努力を重ねてまいりましたが、この状況を改善することはできませんでした。このような状況に鑑み、令和4(2022)年度以降の学生募集を停止することといたしました。この過程では、介護の現場で実務に携わる関係各位、本学卒業生など多くのみなさまから本課程の存続を求める要望書をいただきましたが、断腸の思いで今回の募集停止という決定に至りました。これまで、介護実習や交流事業等で本課程の教育活動を支えていただいた各施設や地域のみなさまに厚く御礼申しあげますとともに、ご期待に応えられない結果となりましたこと、また本課程への入学を希望しておられたみなさまにもお詫び申しあげます。
なお、本課程の在学生につきましては卒業に至るまで全責任をもって教育・指導に尽力してまいります。
この度の決定につきまして何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。